〜あなたの
『今いる場所』
が見えると、
すべてが変わる〜
「ピラティス
できているか?どうかも、
正直……
全然わからないんです。」
ある日のレッスン後にいただいた言葉です。
この文章を読んでくださっているあなたも、
同じような気持ちを抱えているのかもしれません。
満足度80%の裏側にある
「見えない20%」
ピラティスの満足度は
約80%と言われます。
驚くほど高い数字ですよね。
「宣伝用かな?😅」なんて思ってしまうかもしれませんが、
実はスタジオの現場では、少し違う景色が見えることがあります。
残りの20%。つまり5人に1人は、こんな風に感じているのではないでしょうか。
・「よくわからない……
これで合ってるの?」
・「みんなは気持ちいい
って言うけれど、
自分は必死なだけ……」
・「このまま続けても、
本当に意味があるのかな?」
決して安くない時間と、
大切なお金を費やしている場所です。
そこで「自分だけ取り残されている」
と感じてしまうのは、
本当にもったいないことです。
「先生、わからないんです」
その本音に、私が
「申し訳なさ」と「感謝」
を感じました
長く通ってくださっているAさんが、
帰り際にぽつりと打ち明けてくれました。
「先生、私……ピラティスやってみても、全然わからないんです。」
その表情には、勇気を出して伝えてくれた強さと、
私に対する申し訳なさ、
そして「このまま続けていいのか」という不安が混じり合っていました。
周りの人は
「体が楽になった」。
なのに自分だけは
「これで合ってる?」
という疑問が頭から離れない。
一生懸命なのに、実感が伴わない。
そんなAさんの本音を聞いて、私は
「申し訳ありません」
と
「教えていただいて、
ありがとうございます」
をお伝えしました。
インストラクターとして、そんな思いをさせてしまっていたことへの申し訳なさ。
そして、勇気を出して話してくれたことで、ようやく「私自身が気づくことができた」という感謝です。
皆さんの問診票を読み返すと、
ピラティスのドアを叩いた「本当の理由」が見えてきます。
・「鏡を見て
『急に老けた』と感じた」
・「昔より明らかに体力が落た」
・「繰り返す腰や膝のみ」……。
「このまま歳をとったら、もっと動けなくなるのでは?」
そんな未来への漠然とした不安を抱えながら、
皆さんはピラティスに来てくださっています。
だからこそ、その場所で「迷子」にさせてしまうのは、本当に申し訳ないことをしたと反省しました。
「わからない」は、進化の証。
ピラティス迷子を卒業する
『学びの地図』
Aさんの言葉を聞いて、
私はすぐに紙に4つの言葉を描きました。
これは1970年代に提唱された
「ラーニングマトリクス(学びの4段階)」
というものです。
ラーニングマトリクス
1.
意識できない × 完遂できない
(言われてもわからない、体も動かない)
2.
意識できる × 完遂できない
(言っていることは分かるけど、
思うように動けない)
3.
意識すれば、完遂できる
(集中すれば形になる)
4.
無意識で、完遂できる
(何も考えず自然に動く)
私はAさんに伝えました。
「Aさんは今、2番と3番のちょうど間にいるんですよ」
「動けない、わからないのは、センスがないからではありません。
1番の
『何がわからないかもわからない』状態を卒業して、
2番の
『課題が見えている』段階まで、
しっかり成長している証拠なんです」
皆さんも、九九を覚えた時や、初めて自転車に乗った時のことを思い出してみてください。
最初は必死だったはずですが、4段階目(無意識)になれば、九九を言いながら自転車に乗ることだってできますよね?😆
「なるほど!
ちゃんと成長してるんですね!」
『わからない=向いてない』と思っていました。でも『2番と3番の間』だと分かれば、『じゃあ次は何を意識しよう?』って前向きに考えられます!」
この「地図」を手に入れたことで、Aさんのレッスンには3つの変化が起こりました。
①
「できない=ダメ」ではなく「今は2番の段階」と冷静になれた
②
得意・苦手が明確になり、他人と比べて焦ることがなくなった
③
「今2番です!」「今日は3番に近づけました」と、成長を共有できた
レッスンは単なる「指示に従う時間」から、自分の「成長を確認する時間」へと変わったようです。
あなたは今、
どの段階にいますか?
「一生懸命やっているけど、よくわからない」
「自分だけができていない気がする」
もしそう感じていても、
それは「体が動けていない」のではありません。
ただ、あなたが
「今、どの段階にいるのか」が見えていないだけなのです。
実は私自身も、
多くのエクササイズで
「2番」に留まることが多いタイプです。
1→2→3とスムーズに進む人もいれば、
1と2の間を何度も行ったり来たりしながら、
ゆっくり進む人もいます。
私は、1.2222222……と
2が長く続く、
「亀さん🐢タイプ」です😭
私の息子の学校には、
「エラー・アンド・ラーン」という素敵な理念があります。
文字通り、失敗から学ぶ。
成長していないように見えても、エラーを繰り返しながら、脳と体は次に進む準備を一生懸命している最中なのです。
次のレッスンで、少しでも「難しいな」と感じたら、ぜひ私に聞いてみてください。
「私、今どの段階にいると思いますか?」
たったこの一言で、あなたの体との向き合い方は、きっと劇的に変わりますよ。
岐阜市の
ピラティススタジオ喜楽結(きらくゆ)