「ピラティス」は人の名前
ドイツ生まれの
ジョセフ・ヒューベルトゥス・ピラティス(1883-1967)
が考案者。
だからメソッドの名前は
“Pilates”ではなく
“Pilatesさんの体操”
というイメージが正確です。
リハビリ発祥のメソッド
第一次世界大戦中、
軍病院で負傷兵の
リハビリ用エクササイズとして
体系化。
寝たままでも安全に動けるよう、
ベッドのスプリングを改造したのが
マシン・ピラティスの原点です。
ジョセフの人生ドラマをひと息で
・子ども時代は喘息とくる病で虚弱
・解剖学・体操・ヨガを独学し
「健康は自分で創る」と決意
・戦後ロンドン→ニューヨークへ
移住し、1930年代に
スタジオ開設
・バレエ界やハリウッド俳優が
こぞって通い、メソッドが洗練
どう広まった? 3つのカギ
1) ダンサーの口コミ:
ケガからの早期復帰に効果的と
評判。
2) 教本と写真:自身の著書
『Your Health』
『Return to Life』
で理論を公開。
3) 弟子が世界へ:
第一世代の
インストラクターたちが
米欧豪にスタジオを開き、
現在120か国以上へ。
心に残る名言
「10回で気分が変わり、
20回で見た目が変わり、
30回でまったく新しい身体が
手に入る。」
—ジョセフ・H・ピラティス
まとめ
ピラティスは人名にルーツを持つ
“理学療法由来”の全身コンディショニング。
創始者の挑戦とダンサーたちの支持を経て世界に広がり、
今も「30回で新しい身体」
という言葉が
私たちを前向きにします。
――あなたも今日の一回目から、
未来の変化を始めませんか?